VCCW を使って WordPress ローカル開発環境を構築しています。
http://vccw.cc/
※ コマンドは特に注釈がない限り、プロジェクトのルートディレクトリで実行しているものとします。
- hostnameに開発で使いたいドメインを設定する.(
サービス名.test
などがベター. ) - admin_userとadmin_passにそれぞれユーザー名、パスワードを設定する。サーバーと同期する際、すべて同じ設定になるのでパスワードはなるべく強力な方が良い.
$ make setup
以下のコマンドを実行すると、 localhost:8080
でWebサーバーが立ち上がります。
$yarn start
or
$make watch
終了したい際は Ctrl + C
と入力してください。
$yarn build
or
$make build
稀に自動で終了しない時があるので、その際はビルドの完了を確認した後に Ctrl + C
と入力してください。
作業ディレクトリ: web/src/styles
エントリーポイントを index.scss
とし、そこに様々なscssファイルがインポートされることを想定しています。
デフォルトで、 sanitize.css がimportされていますが、用途に合わせてreset.cssに変えるなりしても良いと思います。(どのreset.cssを使うかというルール決めをするのも良いかもしれません)
CSSライブラリですが、 yarn
で追加したものをimportするのがcleanで良いかと思われます.
基本的な構成は以下のようになります。
以下のディレクトリで十分まかなえるはずなので、不用意にディレクトリを新しく切ることはあまりおすすめしません。
プロジェクトのベースとなるscssをここに配置します。
_variable.scss
: 変数の宣言を行うファイルです。_font.scss
: フォントファミリーの定義を行うファイルです。加えて、フォントファミリー関係の変数はここにまとめておくと、わかり良いかも知れません。_mixin.scss
: mixinの定義を行うファイルです。_function.scss
: functionの定義を行うファイルです。_base.scss
: html, body, aなどプリミティブなタグにおいての基本的なstyle定義を行うファイルです。
component単位に分割されたscssファイルを配置する.
page固有のstyleが定義されたscssファイルを配置する.
npmにないようなライブラリ、パッケージはここに入れて下さい。そして、index.scssでここからrequireして下さい。
整形ツールとして CSScomb を採用しています。基本的なruleのみ記述しています。
sort-orderは社内ルールが決まり次第書いていきましょう.
【Grunt】csscombでソートだけでなくインデントなどのフォーマットも整形する | バシャログ。 CSSCombのAtomプラグイン - EagleLand
作業ディレクトリ: web/src/scripts
index.js
をエントリーポイントとします。
パッケージは基本的に yarn
で入れられるパッケージはyarnでaddした上で、require or importすることを推奨します。
このboilerplateでは実際に、 jQuery
をその方法でrequireしていますので、index.js
を参考にしてみて下さい.
また、webpackのbuild軽量化のために、外部ライブラリはdllとしてコンパイルされるようになっています。
ライブラリの追加時は、 webpack.dll.config
の vendor
にpluginを追加した上で、 make rebuild-scripts-dll
を実行してください.
機能毎のパーツをclassで切り出して作成し、ここに配置します.
各ページにまたがって使うようなhelperクラス、関数をここに配置します.
npmにないようなライブラリ、パッケージはここに入れて下さい。そして、必要なページでここからrequireして下さい。
WPサーバーを起動するには以下のコマンドを実行して下さい。
$ make run
実行後、WPサーバーへのアクセスURL http://192.168.33.10/ が自動的に開かれます。
WPサーバーを安全にシャットダウンするには以下のコマンドを実行して下さい。
$ make down
ローカル環境で投稿したりプラグインを追加したり、などDBへの変更を行った場合は必ず以下の手順でDBをexportしてsqlファイルを共有しましょう。
# DBのexport
$ make db_export
# DBのimport
$ make db_import
デプロイ用のコマンドは以下です.
# stgにthemeをpushする.
$ make push_stg_theme
# stgにdbをpushする.
$ make push_stg_db
# stgに全てpushする.
$ make push_stg_all
# proにthemeをpushする.
$ make push_pro_theme
# proにdbをpushする.
$ make push_pro_db
# proに全てpushする.
$ make push_pro_all
更新日: 2018/8/17
記述者: 岩本 大樹 iwamoto@cshool.jp